応用編3 「パフォーマンスが上がらない部下へのアプローチ」
「やる気が見えない」「積極性に欠ける」「もっとトレーニングが必要」
こうした「部下のパフォーマンスが上がらない」という経験は、多くの管理職の方が持っているのではないでしょうか。そして、それらの問題の多くは、周囲からの「フィードバック不足」にあることが多いものです。しかし、あなたはこう思うかもしれません。「何度もデータは見せているし、言葉でも伝えている」と。
フィードバックの目的は、その人の「現在の行動」を「目標を達成するのに必要な行動」に変化させること。そのために、「ある目標に対して、現在どういう状態であるか」を示す必要があります。
「君の今の声のトーンは、いつもより低く感じられるよ」「今月のアポイントの目標は30件だったけど、今はまだ半分の15件だね」といった具合です。
また、効果的にフィードバックするには、いくつかのルールがあります。あなたが普段、部下に対してどのようなフィードバックをしているかを振り返り、当てはまるものにチェックをしてください。
□ 相手にとって分かりやすい言葉を使っている
□ 相手がコントロールできる範囲の業績を扱っている
□ 相手の達成すべきゴールやビジョンをきちんと把握している
□ 時間が経過してからではなく、即座に伝えている
□ 個別に行っている
□ 相手がそのフィードバックを求めている
□ 強制・評価・批判・忠告にならないよう気をつけている
いくつ当てはまりましたか? そして、今足りないものは何でしたか?
これらを意識しながら、今日からフィードバックをしてみてください。停滞していた部下のパフォーマンスは、ぐんぐん上昇していくはずです。
- 「ある目標に対して、現在どういう状態であるか」を示すことで、相手の目標達成を促し、パフォーマンスを高めることができます。






