基礎編3 「部下の意欲を低下させる、3つのパフォーマンスキラー」
部下のパフォーマンスが上がるよう激励、支持していたつもりなのに、実は意欲を低下させたり、自信を喪失させたりしてしまった経験はありませんか?そのような行動のことを、「パフォーマンスキラー」といいます。
例えば、新しい業務を任され、それにまい進している部下がいるとしましょう。その部下が壁にぶつかって落ち込んでいるとき、元気づけようとして、「大丈夫」「うまくいくよ」と無理矢理安心させるような言葉をかける。こうした働きかけは、かえって部下の不安感をあおる結果につながることがあります。
パフォーマンスキラーには大きく分類して、次の3種類があります。
【1・評価を下す】
●批評 :部下の仕事のやり方、態度などに対して、評価を加えること。
●分析 :「ああ、それはつまりこういうことだね」と分析的なコメントをすること。
●ラベル化 :「君はそういうタイプだからね」など、十把ひとからげにすること。
【2・問題を解決しようとする】
●アドバイス:「私だったらこうするけど」といったアドバイスを与えること。
●命令 :「こうしなさい!」と部下に解決策を押しつけること。
●説教 :部下が自分で解決策を見つけるのをサポートせず、
教え導くため、言い聞かせること。
【3・問題から逃避する】
●転化 :問題のポイントをすり替えたり、違う話題を始めてしまうこと。
結果、その問題を重要視していない印象を抱かせてしまう。
●理論武装 :部下に生まれている感情を抑圧し、正論や理屈を述べてしまうこと。
●元気づけ :「大丈夫」「うまくいくよ」と無理矢理安心させようとすること。
もし自身が気落ちしているとき、このようなコミュニケーションを取られたら、どうでしょうか?
これらのコミュニケーションを使ったとしても、時に効果を発揮することはあります。しかし、部下のパフォーマンスを上げようとするときに、誤ったタイミングで使ってしまうと、部下とのコミュニケーションに大きなダメージを与えてしまいますので、活用の際は十分に注意が必要です。
- 部下の意欲を高めたいときは、そのコミュニケーションが「部下の意欲向上につながるか」を十分に考えてから行動を起こしましょう。






