基礎編4 「最高のほめ言葉」
あなたは、部下やメンバーのモチベーションを高めるために、どんな言葉をかけていますか?
コーチングでは、相手の成果や変化を言語化したり、承認したりすることをアクノレッジメントといいます。アクノレッジメントは、それをどういうスタンスに立って相手に伝えるかによって、大きく二つの種類に分かれます。
一つは「YOU」のスタンスで相手を承認するもの。
「最後までやり遂げたね」
「目標を達成したね」
「たくさんコミュニケーションを交わすようになったね」
つまり、「あなたはこうだね」と相手に伝えることです。もちろん、こういった承認を受ければ、人は決して嫌な気はしません。
しかし一方で、このタイプの承認は、それ自体が「評価」ととらえられてしまい、相手がメッセージを素直に受け取りにくくなることがあります。そこで、もう一つは、相手が自分に対してどういう影響を与えたのかを言葉にする。つまり、「YOU」ではなく「I」の立場で承認するものです。
「君ががんばっているのを見ていると(私も)やる気が高まるよ」
「今日の君のプレゼンは安心して見ていられたよ」
「君がいて(私は)心強いよ」
このタイプの承認は相手の中にストンと落ちます。こちらはそう思っているのですから、否定のしようがないわけです。また、言われるととても嬉しいものです。あなたが今までもらった、印象的なほめ言葉も、多くはこのタイプではないでしょうか?
「信頼してるよ」「任せたよ」なども、「I」のスタンスのアクノレッジメントです。
- 「YOU」のスタンスと「I」のスタンスのアクノレッジメントを使い分けることで、相手との信頼関係を築き、モチベーションを高めることができます。






