基礎編23 「アソシエーションとディソシエーションを使い分ける」
「いつもと同じように部下に関わっているのに、その時々で行動や成果が大きく変わってしまう」
そんな経験はないでしょうか。
今回は、部下の状況に合わせて関わり方を変える方法をご紹介します。
まず、「ゴールを達成する上で、困難にぶつかっている部下」を一人イメージしてください。
一つ目は、問題や状況に直面させ、当事者意識をより高め、困難に立ち向かうサポートをする関わり方です。これによって、部下は思い描いているビジョンやゴールの中で自分自身を主体として考えることができるため、行動が生まれやすくなります。
このように問題や状況と直接結びついている状態を「アソシエーション」といいます。
アソシエーションを生み出すには、以下のような問いかけが効果的です。
- 「今、あなたの行動をさえぎっているものは何ですか?」
- 「他に何があれば、あなたは行動を起こすことができますか?」
- 「ゴールを達成したときの自分をイメージしてみてください」
とはいえ、アソシエーションを生み出す問いかけばかりでは、部下の視点は限られてしまい、アイデアも一面的になってしまいがちです。
そんなときは、問題や状況から距離を置くための問いかけを活用してみてはいかがでしょうか。全体を把握させたり、冷静な判断をさせたりするのに効果的です。こうした心と行動(身体)が分離した状態を「ディソシエーション」といいます。
以下は、ディソシエーションを生み出す問いかけの一例です。
- 「困難の度に乗り越えている人は、どういうことを意識して行動しているのでしょうか?」
- 「困難に立ち向かう人と、足踏みする人の違いは何だと思いますか?」
- 「一般的に私たちが行動できていないのは、どんな時でしょうか?」
部下の状況に合わせて関わり方を変えてみる。それによって、行動を起こすためのエネルギーを与えたり、新たな視点を持ちこんだりすることが可能となるのです。
- 相手の状況にあわせて、アソシエーションとディソシエーションを使い分けてみてください。






