スキル2 沈黙を活用する
- □ 部下が目標を達成しない
- □ 部下にたくさん話させたいのに自分が一方的に話してしまう
誰かと会話をしていて、突然訪れた沈黙に身が固くなって視線のやり場に困り、とりあえずなにかを口にする。そんな経験は誰にもあると思います。わたしたちは思いのほか、会話のなかで訪れる沈黙におびえているものです。
コーチは、その「沈黙」という、通常はなんとなく会話の中で起きる「間」を、相手から引き出すためのかけがえのない時間として、意図的につくり出します。相手がゆっくり思考をめぐらせ、自分のなかで考えをまとめるための時間として沈黙を使うのです。そのために、会話を交わす相手とのあいだで、沈黙をどう使うべきかということについて同意しておきます。コーチとクライアントの双方が沈黙におびえなくて済むように。
まず質問を投げる、次に相手が考える。そしてすぐに答えが返ってこなかったら「好きなだけ時間を使ってゆっくり考えてください。それまで黙っていますから」とクライアントに伝えます。
自分がそう言われたところを想像してみてください。少し気楽に沈黙を使える気がしませんか?
- 「ゆっくり考えて。黙っていますから」と伝えれば、沈黙は怖くない
- 会話の中の沈黙を味わってみましょう。必要があればあなたが「沈黙を待つ」ということを相手に伝えてみましょう。
- また、自分が話そうと思ったときに5秒待ってみるのも効果的です。
(出典 : 『図解 コーチングスキル』 鈴木義幸著 (ディスカヴァー刊)






