スキル4 「いい結果」をイメージさせる
- □ 部下が目標を達成しない
- □ 部下が期限通りにレポート等を提出しない
- □ 部下が自分でやると宣言したことを継続してやらない
新しく行動を起こすというのは、簡単なことではありません。いくら心に誓っても、行動を起こす直前になると「いやな感じ」が内側に湧き上がって、「そうだ、明日からにしよう」と先延ばしにする。ところが次の日になるとまた「いやな感じ」が訪れて「今日は疲れているから明日にしよう」となる。その繰り返しで、結局行動を起こさないままになった経験はありませんか。
「いやな感じ」が起きるのは、起こそうとする行動の、そのプロセスをイメージしてしまうからです。たとえば、部屋の片づけをしようと思う。ところが、次の瞬間、無意識のうちに掃除をしている自分の姿を思い浮かべてしまう。ほこりは立つ、細かいものをどこへ収納していいかわからない。そうすると「いやな感じ」が押し寄せ、「今日はやめよう」となります。
しかし本来、何か行動を思い立つということは、その行動の先になにかいいことがあるからです。掃除をするのは綺麗な部屋で気持ちよく生活している状態を手に入れたいからですよね。
ですから、行動のプロセスではなく、その行動の先の「いいこと」をイメージするのです。相手に行動を起こさせたいときも同じこと。「それをやったら、最終的にどんな状態になる? どんな気持ちになる?」結果を具体的にイメージできれば、驚くほどすっと行動を起こすことができます。
- 行動の過程ではなく、結果の「いいこと」をイメージさせる
- 部下やチームメンバーと目標や達成すべきことについて話すときに、行動だけでなくその行動の先の結果のいいことをイメージする質問をしてみましょう。
(出典 : 『図解 コーチングスキル』 鈴木義幸著 (ディスカヴァー刊)






