スキル5 フォローする
- □ 部下が目標を達成しない
- □ 部下が期限通りにレポート等を提出しない
- □ 部下が自分でやると宣言したことを継続してやらない
- □ 部下がリスクある行動に向けて最初の一歩が踏み出せない
相手の行動が変わることを期待して、とことん関わり、相手も晴れ晴れとした表情になる。そんなとき「思い切って言ってよかった」と思ったとしても、ふたを開けてみると、相手はなにも行動を変えなかったということがよくあります。人の育成に携わるものなら誰しも、自分の与えた影響が永久に続くことを願うものです。しかしそれは現実にはとてもむずかしいのです。
ですから「コーチ」はフォローします。相手の気持ちを盛り上げて終わるのではなく、相手が確実に行動を起こすまでフォローするのです。相手がとるべき行動を決定したら、そのときに、数日後にどうなったか教えてほしいと伝えておきます。そして実際に何日かしたら相手とコンタクトをとり、進捗状況を確かめます。もし行動が起きなかったのであれば、なにが妨げとなったのかをはっきりさせます。そして相手が新たな行動を自分で選択し、自分で行動を起こせるような環境を整えるのです。
簡単なようですが、実はこれは根気のいることです。しかし、これを繰り返すことで、相手は「コーチ」が自分の成長を確かにサポートしてくれている、自分を大切にしてくれていると思います。「コーチ」が単なる起爆剤ではなく、真の伴走者となる瞬間です。
- 一瞬盛り上げて終わるのではなく、相手の行動の結果をききとどける
- 人に何かを任せたあと、リマインドする機会を設定しましょう。「このことについて1週間後に進捗を確認しよう」などリマインドすることをスケジュールに組み込むことも有効です。
- ポイントは「管理」や「監視」のために行うのではないことです。相手をうまくいかせるためであることを常に意識して行ってください。
(出典 : 『図解 コーチングスキル』 鈴木義幸著 (ディスカヴァー刊)






