臨床心理学、組織行動学などをベースに、人のコミュニケーションスタイル、パターンを4タイプに分類し、現在のあなたがどのタイプに当てはまるかをチェックするものです。
あなたは自分自身についてどの程度知っていますか?
効果的にコミュニケーションを交わすためには、相手を理解し、相手が受け止めやすい形で伝えたいことを伝えていくことが求められます。
しかし多くの場合、私たちの考え方や行動パターンは固定化しています。
「なぜわかってくれないの?」
「なぜ、あの人はああなんだろう?」
「どうしてもうまく伝わらない・・・」
このような現象は、パターン化した関わりが原因で起こります。
しかし、対人関係のあり方は、人それぞれ違います。そのひとつの指標として、「タイプ分け」が開発されました。
「タイプ分け」は、人をもっとも特徴づけるのはコミュニケーションの取り方である、という前提に立ち、コミュニケーションスタイルによって4つのタイプに分類した点が大きな特徴です。
自分のタイプがわかると、自分の行動パターンや考え方についてより深く理解できるようになります。また、相手のタイプを知ることで、コミュニケーションの幅は大きく広がります。
「タイプ分け」をきっかけに、自分とは違う価値観、感じ方、行動の仕方があること、それまで見えていなかった周りの人の能力を知り、それまで合わないと思っていた人と、共に新しいものを創造していくことができるかもしれません。
あなたも「タイプ分け」で、新しいコミュニケーションのインターフェースを見つけてみませんか?


さまざまなテーマの自己診断テストサイト「Test.jp」で、「タイプ分け」を受けることができます(テスト実施には会員登録が必要です)。
これまで蓄積されたタイプ分け診断のデータを元に、偏差値を算出し、その偏差値を使って結果を出します。 あなたのタイプについて、単なる点数の高低ではなく、全体の中で比較した場合にどのタイプに近いのかが分かります。
コーチングに関する知識をより深めるためのダウンロードコンテンツや、実際のコーチングに活用できるツールを提供するショッピングサイト「コーチングストア」ではワークブック版の「タイプ分け」を販売しています。
ワークブック版のタイプ分けは、Test.jpのタイプ分けと同様の各タイプの特徴や、それぞれのタイプへの対応方法のほか、 周囲の人のタイプを自分で診断し、コミュニケーションに活かすための ワークシートなども含まれています。
部下との面談などはもちろん、組織やプロジェクトのチーム編成においてもタイプ分けを意識的に取り入れています。
2年前からは、タイプの特徴を最大限に活用した2チーム体制をスタートさせました。
プロモーター、コントローラーを中心に編成した新規開拓部隊である「アカウントチーム」と、アナライザー、サポーターを中心に編成したアカウントチームのサポートや、KPI(重要業績評価指標)を測る 「コーディネートチーム」。
最初は試行錯誤を繰り返したものの、それぞれがタイプの特長を活かしはじめた半年後には、売上対前年比178%を達成しました。
今後もタイプ分けやコーチングを活用して、さらなる成果を生み出していきたいと考えています。
深田英孝氏 (デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 執行役員、
株式会社日本CRM研究所 代表取締役 )
私の場合、主に部下育成や管理、自身の営業の場面で、「タイプ分け」を使っています。メンバーが自分のコミュニケーションタイプを自覚することで、営業時の顧客への説明などにおいて、個々がより強みを発揮できるようになりました。
話す量やスピードなど、うまくいかないときの傾向を自分自身で考えるための指針が生まれ、効率よく行動修正できるようになったことが大きいですね。ある営業案件では、リピート率が80%から100%になるなど、確実に成果も上がっています。
私自身も営業マンとして顧客とのコミュニケーション能力が格段に高まりました。苦手だったアナライザーの方でも、相手のペースに合わせて話せるようになったり、沈黙が怖くなくなったりしましたね。それまで苦心していた顧客に対する事実確認がしやすくなったことで、要望やゴールがより明確に引き出せるようになり、的確な提案ができるようになりました。
林 雅巳氏 (有限会社リンクコンサルティング 代表取締役)
かつて私は部下に、「この方法で売ってこい」。できなかったら、「ちゃんとやってきたの?」といった指示命令型の関わり方をしていました。ところが、それに対してシュンとなってしまう部下も。「なぜ?俺だったら、こう言われたら必ず成果を上げられるのに……」と頭を抱えていましたね。しかし、「タイプ分け」によって、部下それぞれのコミュニケーションの特徴が分かったことで、相手によって対応を使い分けられるようになりました。
たとえばAさんはコントローラーなので、彼には自身が主導権を握れるように、「今週は何をするの?」「今、何を考えているのか教えてくれないかな?」といった質問をたくさん投げかけています。
また、Bさんはサポーターなので、こまめに報告をもらうような関係性を築いたり、こちらからも承認をしたりして、安心感を醸成しています。承認すれば、自ら走り続けるタイプですからね。彼とのこうした関わりによる効果は、昨年対比ベースで120%以上の売り上げ増という形で表れていますよ。
大竹 史丸氏 (株式会社セイワ 営業部 販売課 課長)
『図解 コーチング流 タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく』
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
伊藤守監修
鈴木義幸著
人のコミュニケーション・スタイルを4つのタイプに分けて詳しく解説した『熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ』の改訂、図解版。イラストや図表による説明が豊富になった他、営業やプレゼンテーションなど、ビジネスの現場ですぐに活用できるコラムも加わりました。コーチング初心者の方にもおすすめの1冊です。

『熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ』
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
鈴木義幸著
『コーチングが人を活かす』の著者、国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチの鈴木義幸が、最強のビジネスチームをつくる、人のコミュニケーションの取り方の4つのタイプについて詳しく解説。