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コーチの資格の世界基準
平野圭子 | 2005年09月14日
コーチングがマネジメントに必要なビジネススキルとして認識される
ようになり、「コーチング研修」や「コーチング講座」が数多く
企業やスクールで開催されるようになりました。
それと同時に、コーチとして仕事をすることへの関心も高まってきました。
コーチ・トゥエンティワンの「コーチ・トレーニング・プログラム」の
参加者の中には、コーチの資格を取ることを目的としている方も数多く、
資格について詳しく知りたいという質問をよく聞くようになりました。
そこで、コーチの認定資格についてあらためてご紹介したいと思います。
「コーチの資格の世界基準はどこにあるのか」という質問を受ける
ことがあります。
その場合は、国際コーチ連盟(International Coach Federation。
本拠地:ケンタッキー)の認定資格にあるとお答えしています。
国際コーチ連盟とは、ビジネスコーチ、パーソナルコーチなど、
プロフェッショナルコーチの団体であり、世界各国のコーチングの
統合性を守ることを目的に1992年に設立されました。
現在の会員数は8366人(2005年9月現在)。
設立の背景は、誰もが「コーチ」として開業できる状況の中で、
「コーチングとは何か」「何をもって信頼おけるコーチであることを
証明するのか」ということを打ち出す必要性が生じてきました。
そこで、数人のパイオニアコーチが集結し、
プロフェッショナルコーチとしてのコンピテンシーを明確に打ち出しました。
プロフェッショナルコーチのコアコンピテンシー
1.クライアントと基盤を築く
2.クライアントとの関係をともに築く
3.効果的にコミュニケーションを交わす
4.学習と成果を促進する
同時にプロフェッショナルコーチの資格としての基準を、
教育と経験のふたつの領域で以下のように定めました。
○プロフェッショナル認定コーチ(professional Certified Coach)
コーチングに特化した教育・訓練を125時間以上受けている
コーチングセッションの実施時間が750時間以上ある
○マスター認定コーチ(Master Certified Coach)
コーチングに特化した教育・訓練を200時間以上受けている
コーチングセッションの実施時間が2500時間以上ある
以上の条件を満たした上で、
コーチングの実技試験と筆記試験を合格した者に
認定コーチの資格が与えられます。
ときに「資格を持っていると仕事ができるんですか」という質問を
受けることがあります。しかし、上記の条件をご覧になってわかるように、
750時間以上のクライアントとのコーチングのセッション時間を
満たすことが認定資格の条件です。ですから、この認定資格は、
コーチの実績を証明するものだと言えるでしょう。
現在ヨーロッパでは、コーポレートコーチ(企業へのコーチ)には、
ICFの認定コーチの資格が条件となっていると聞きました。
日本でも、近年になってICF認定コーチに申請する人が増えてきています。
11月には、国際コーチ連盟の2007年度の理事長を務める
ケイ・キャノン氏と、認定制度を軌道に乗せた
マーガレット・クリグバウム氏が、認定資格の取得のしかたと
その重要性について、スペシャルクラスを行います。
コーチとして活動することを将来的に考えている人はぜひ、
認定取得を目指してトレーニングに励んでいだたきたいと思います。
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