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どうしているかな、と思って
中島克也 | 2009年08月05日
私は、コンサルティング業界から
コーチ業界に転職して8年半になります。
転職した当時は、日々、新しい環境に慣れるのに四苦八苦していました。
入社半年もして、月の三分の一は出張、ということも多くなってきた頃です。
冬の北海道に出張して、仕事を終え、一人で食事を済ませ、
ホテルの部屋に戻ったところでした。
携帯電話が鳴りました。
同僚のIさんからでした。
「あ、中島さん。いま北海道だよね。どう、天気は。寒い?」
「食事は、もうとった?」
「・・・ほうほう、時計台の・・・なるほど、なるほど」
しばらく、そうした内容の会話が続きました。
一人、冬の北海道のホテルの中にいた私にとっては、
ちょっとほっとする瞬間でした。
5分くらいこうした会話が続いたでしょうか。
その話の最中、実は私の頭の中で、
むくむくとこんな気持ちがわきあがってきました。
(・・・何か、仕事の話かな?)
(・・・職場で何かあったのかな?)
仕事の話がいつ来るか、いつ来るか、と思っているうちに、
Iさんは言いました。
「・・・ということで。じゃあね」
びっくりしました。
この電話は、用件は何?
どういうこと?
一気に頭の中が「?」マークでいっぱいになりました。
「え・・・? Iさん、この電話って、それだけ?」
Iさんは言いました。
「いやぁ、中島さんがどうしてるかな、と思ってさ。
というわけで、じゃあね」
電話を切った後、何だか、これまでの人生の中で、
感じたことのない気持ちでいっぱいになりました。
8年半経った今でも、忘れることのない出来事です。
人にとって、食欲、睡眠欲、と同じくらい大きなものは、
「承認欲」ではないでしょうか。
太古の時代から、人は仲間と協力し合って、
大きな敵と闘って生き抜いてきました。
そのため、チームや組織に所属し、気になるのは、
「俺は、仲間として受け入れられているか?」ということです。
もし、受け入れられていないメッセージが少しでもあると、
人は、そわそわしてしまいます。
なぜなら、それは、太古の時代だったら、
生存することさえ危ぶまれることだからです。
「君は、私にとって、大切な存在だ!」
「君は、私たちの仲間だ!」
そんなメッセージを交わし合っている職場と、そうでない職場とでは、
パフォーマンスに大きな違いが出ることでしょう。
みなさんの職場では、いかがですか?
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※ コーチングによる人材開発によって、
風通しのいい風土を作り、組織を活性化させることが可能です。
コーチングとは
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